楽しみにしていた2話。
「右と左」は、左右様の魅力が爆発しただけでなく、1話で気になっていた色々な部分がひっくり返す回でした。
タイトルからして左右様のことを語れと言わんばかりでしたが、その期待を軽く超えてきました。
しかも今回は、1話から引きずっていた「結局どちらが悪なのか?」という疑問がさらに深まる展開に。
見終わった今は、村を襲った側を単純に悪と決めつけられなくなっています。
1つ目|左右様のギャップで一瞬でやられた
2話で一番テンションが上がったのが、左右様のキャラクター性。

まず右。 顕現した瞬間の見た目はどう見てもいかつい。 ユルが「各自の判断で動いていい」的な放任スタイルで指示を出したら、「今回の主様は放任主義だ!!」と大喜びしてるわけですよ。
これ、絶対暴れ回るやつだと思いましたよね?
ところが実際に動き出すと、状況をちゃんと読んで村人を守りに行く。
怖さより優しさが先に出てくる。
「あれ、こいつめちゃくちゃいいやつじゃないか…」と思った瞬間にもう心を掴まれてました(笑)。
逆に左はどうか。 クールで静かで、一見すると冷静に戦略を組むタイプに見える。
でも戦闘になった瞬間が全然違う。
ガブちゃんを追い詰めるシーンは力でゴリゴリ押し込んでいく脳筋スタイルで、その迫力に思わず画面に身を乗り出した。
見た目と中身が完全に逆。 右は怖そうで優しく、左はクールそうで脳筋。
この「ギャップで殺しにくる」キャラクター設計は荒川弘先生の本当に得意なやつで、ハガレンでも何度このパターンでやられてきたことか(笑)。
そしてもう一つ、ユルの弓の使い方も2話で改めて光っていた。
戦闘の中での立ち回りが様になっていて、「ああ、このキャラは本物の狩人なんだな」と改めて実感させてくれるシーンでした。
左右様との連携も含めて、戦闘シーンの映え方が1話よりさらに上がっていた気がします。
2つ目|「どちらが悪?」という問いがさらに深まった
1話の考察で「攻めてきた組織は本当に悪なのか?」と書きましたが、2話を見てその疑問が確信に近いレベルで膨らみました。
2話で明かされた最大の事実がこれです。
ユルが唯一の家族として育ってきたアサは偽物で、結界を破って村を襲った眼帯の女こそが、血を分けた本物の妹・アサだった。
これ、相当ヤバくないですか?
村側はずっと本物のアサをユルから引き離し、偽物をそばに置いていた。
しかも本物のアサは十年前に村を脱出している。
十年前に、子供が村から逃げ出さないといけない何かがあったということです。
ここで改めて1話を振り返ると、村の閉鎖感や村人たちの違和感も意味を持って見えてくる。
あの空気は「平和な村の日常」じゃなくて、「秘密を抱えた村の緊張感」だったんじゃないか。
1話では武装勢力に一方的に攻められる村人たちに素直に同情していた。
でも2話を見た今は、「村がユルを守っていた」というより「村がユルを管理・利用しようとしていた」という見方の方がしっくりくる。
アサが村を恨んでいるのも、攻めてきた側にも何らかの正義があるのも、全部つながってくる気がする。
荒川弘先生は「どちらが正義でどちらが悪か」をギリギリまで見せない。
ハガレンでも国家錬金術師という「正義の側」にいたはずのエドが、国家の闇を知っていく過程があった。
黄泉のツガイも同じ構造を踏んでいる気がして、この先の展開が怖いくらい楽しみです。
3つ目|ツガイの意味が見えてきて世界観が一気に面白くなった
1話の時点では「ツガイって性別のペアなのかな?」と感じていました。
でも2話で理解がかなり深まりました。
ツガイとは妖怪・神様・化物のような存在で、2体1組が原則。
それを見ることができる人間が契約し使役する。
つまり性別というより、「2つで1組の対になる存在」という意味合いが強いんですね。
左右様も、まさにユルと契約した対のツガイ。
ここで作品全体を改めて見渡すと、ユルとアサ、右と左、封と解、村の内と外…この作品は至るところに「対になるもの」が散りばめられていることに気づきます。
『鋼の錬金術師』の等価交換のように、「ツガイ=対になる概念」が物語の核になっていそうです。
この世界観の芯が見え始めたことで、2話で一気に面白さが跳ね上がりました。
まとめ|2話で世界が広がり、3話で真実が動きそう
左右様のギャップに一気に心を掴まれ、善悪の境界線はさらに曖昧になり、ツガイという世界観の核も少しずつ見えてきた2話でした。
そしてラスト、ユルはデラとともに村を脱出し現代社会へ。
山を下りて自動車に乗り、文明と社会のルールを学んでいく流れは、どこか『鋼の錬金術師』でエドとアルが旅に出た時の空気感とも重なって、ワクワクが止まりません。
本物のアサはなぜ10年前に村を出たのか。そしてユルは村の外で、誰の正義を信じるのか。
3話は”世界の真実”が一気に動きそうで、今からかなり楽しみです。
どこで見られる?
3話前にもう一度見返すなら、U-NEXTやDMM TVの見放題配信がかなり便利です。
伏線が多い作品なので、2話を見返すと村の違和感やアサに関するヒントがさらに見えてきそうです。放送直後の話数であればTVerでも1週間限定で無料視聴できるので、まずは気軽に追いかけたい人にもおすすめです。

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