マジカルハロウィン2はなぜ神台だったのか|今でも忘れられない“遊技”の完成形

5号機の思い出

スロット好きなら、音だけで記憶が蘇る台があると思う。

フリーズ。
上乗せ確定。
プレミア演出。

人によって思い浮かぶ音は違うはず。

でも、ボクが今でも聞くと胸が躍るのは、ハープを奏でるようなあの音。

そう――マジカルハロウィン2の宝箱出現音だ。

あの音を聞いた瞬間、

「もう1個ある!!」

って、レバーを叩く手に力が入る。

今でも鮮明に覚えている。


色々なシリーズ機を触ってきたけど、
たぶんボクが一番打ち込んだシリーズはマジカルハロウィンだと思う。

正直、初代は少し苦手だった。

曲や世界観は最高。
でもカボチャンスに入れるまでが遠くて、かなり荒い印象が強かった。

だから本格的にハマったのは2から。

でも、そこから完全に沼だった。


当時のホールは名機だらけだった。

一撃を狙える台も、ロング継続を楽しめる台もあった。

それでも、気づけばボクはマジハロ2の島にいた。

イベント日じゃなくても座れる気軽さ。
低設定でも、自力でなんとかできる気がする絶妙なバランス。

あの距離感が、すごく心地よかった。


マジハロ2の何が好きだったかって、
1ゲーム毎に意味があったことだと思う。

満月演出でスイカが来るたびに、
「魔界の扉、開け!!」って願ってた。

リプレイで演出が発展するたびに、

「あれ、当たってる?」

って前のめりになる。

超高確中は、何もなくても空気がピリッとしてる。

派手じゃない。でもヒリつく。

バケでも押し順正解でカボチャンス確定。

腐る場面がない。
どこにいても「まだある」と思えた。

演出、出目、ゲームデザイン。

全部が“飽きさせない方向”に向いてた。

だからよそ見してる暇なんてなかった。


この銀箱が出た時のワクワクって、出玉性能とは別の話だ。

「ここから楽しくなりそう」

そう思わせてくれる感じがたまらなかった。

大量上乗せ確定!!より、
これで何個ストック乗ったかな?の期待感。


個人的に、実は金箱より銀箱の方が好きだった。

もちろん金箱は嬉しい。強い。文句なし。

でも銀箱って、妙に期待しちゃうんだよね。

当時の記憶だと、
挙動のいい台で銀箱を見ると
「これ設定ある?」

って勝手に考えてた(笑)

ただ派手な演出を待つんじゃなく、
意味を考えながら打つあの感じ。

ボクにとって、こういうのが“遊技”だったんだと思う。


たぶん、トータル収支だけ見れば負けてたと思う。

でも、不思議と後悔はない。

「今日はマジハロ行こうかな」

って自然に思える台って、
今振り返るとそんなに多くない。


もちろん、もっと出る台はあった。

万枚を狙える台もあった。

でもマジハロ2は、
“勝負”というより“遊んでいた”感覚が強かった。

演出を見て、
詠唱モードに期待して、
宝箱の音にテンションを上げる。

ただメダルを増やすためだけじゃなく、
その時間そのものを楽しんでいた。


シリーズとして見れば、後継機にも好きな台はたくさんある。

完成度の高い5。
今でもコアな人気が強いTOT。

それぞれに良さがある。

でも、ボクの中で“マジハロというシリーズ”を作ったのは、
やっぱりマジカルハロウィン2だったと思う。

もし2がそこまで支持されなかったら、
ここまで長く続くシリーズにはなっていなかったかもしれない。

それくらい、当時のホールで愛されていた。


だから今でも、
マジハロの宝箱音を聞くと、少しだけあの頃のホールを思い出す。

あの空気の中で、レバーを叩いていた時間は、
間違いなく楽しかった。

そしてボクにとってマジハロ2は、
ただの萌えスロでも、ただの人気機種でもない。

「遊技」

という言葉が、一番似合う台だったと思う。

スロットで知った『リングにかけろ』を今さら見たら、想像以上に熱すぎた話
皆さんは、人生でいちばんの"名機"ってあります?ボクはあります。今でも思い出すと、ちょっと打ちたくなるくらいの台。「あの台は本当に良かった」「もう一度打ちたいな…」そんなふうに、ふと思い出す台がひとつくらいはあると思います。ボクが挙げるとし…

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